バカッター騒ぎに考える

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ほんの数ヶ月〜半年前後前あたりで所謂バカッターやバカ発見器という、万引きやアイスケースに入るなどの犯罪行為や破廉恥な行為を働いているさまをTwitterなどのSNSに自慢げに公開していることが原因で大炎上のみならず場合によっては訴訟問題にまで発展、将来に暗い影を落とした人が後を絶たない一連の騒動がニュースでとりあげられていた。現在では一時期と比べるとニュースで取り上げられている様子は見られないようである。

このような騒動が発生した背景には、Twitterなどの公開されたSNSを使い始めた利用者がこれまでのmixiなどの比較的閉じられたSNSとほとんど同じような感覚で使っていた、あるいは日記のような感覚で世界中のインターネットユーザーから見られている可能性がありとは気づいていないで使っていたのではないかと考えられている。

2013年夏頃にニュースで取り上げられて、流行語大賞にノミネートされたのもそのような行為が話題に上がったものと考えられる。いずれにしてもインターネットがどういうものなのかを理解できていない状態で使っていて痛い目をみたというのが往往にしてあるようだ。

インターネットは世界中の情報を入手できる反面、発信すると世界中に発信できてしまう ((パスワードやログイン制にして特定の人にしか見られないようにすることもあるが、リークされたらやはり全世界に公開されるわけで)) ということをTwitter利用者のみならず、インターネット利用者は念頭に入れたいところである。

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