最近はLinuxでもマシンパワーが必要なのが増えている

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最近のLinuxディストリビューションではWindows Vista以降のものほどではないにせよ、CPUやメモリーを中心に、一定以上のマシンパワーが求められる傾向を持つものが増えている。比較的メジャーなUbuntuやOpenSUSE、FedoraはWindows Vistaの推奨動作要件を満たすマシンであることが求められる傾向にある。

これは現在新品で販売されているWindowsマシンでは全く問題ないが、2007年以前のWindows Vistaが発売される以前のマシン及びそれ以降でもHome Basicマシンでは性能不足の可能性が非常に高いということになる。

これは、近年販売されているマシンはマルチコアのCPU及び4GB以上のメインメモリーを搭載したマシンが多くなり、性能的には余裕ができたことと、利用者への利便性あるいは多機能に力を入れたことにより、余計なサービスも含めてバックグラウンドのプロセスなどが増えたことによるものと考えられる。

一方、今日でも比較的貧弱なマシンでml動くように設計されたディストリビューションが開発されており、見栄えは劣るもののウェブブラウジングとメールなどの簡単な用途であれば十分使えるものもある。Puppy LinuxやDamn Small Linux、Lubuntuなどがそれに当たる。

自分のマシンがどれくらいの性能なのかを見極めた上でディストリビューションを選ぶと良いだろう。

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