エナジードリンクの飲み過ぎは危険だが

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「翼を授ける」のキャッチコピーで有名なレッドブルが、北米で虚偽広告として (レッドブルの効能がコーヒー以下という研究結果によるもの) 訴えられて、結果として原告団と1300万ドルで和解した事件 (cf. 「翼は生えなかった」レッドブルが虚偽広告裁判で和解。対象者に10ドル返金 – IRORIO) で、個人的には馬鹿げた訴訟と考えてはいるものの、レッドブルをはじめとしたエナジードリンクは要注意ということが時折指摘される。

エナジードリンクはカフェインがおおむね100mlあたり30〜50mg(一部では100mg近く)含まれており、これは種類にもよるがコーヒーとほぼ同じあるいはそれより少ないとされるものの、過剰に摂取した場合は体調に影響を与え、場合によっては死亡することもありうる (過剰摂取が原因とされる死亡事故は幾つか報告されている) 。

ただし、エナジードリンクと同じようにコーヒーやカフェインを含んだお茶を過剰に飲んだりした場合でも同様のことが起こるため、この問題はエナジードリンクに限ったことではない。

糖分についても、実のところ一般的な清涼飲料水と大差ないとされている。

上記から、エナジードリンクが危険といわれているが、実のところ馬鹿みたいに過剰に摂取したらコーヒーや清涼飲料水でも同じようなことになるにすぎないことである。

エナジードリンクもまた常識の範囲内で楽しむにとどめておくのが良いだろう。

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