成人の日で考えたこと

注意: この記事は1年以上前に掲載されたものです。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

2016年1月11日は成人の日ということで、その前日の1月10日及び11日にかけて各地で成人式が行われていた。各地の成人式では今年度中に成人を迎えた、あるいは迎える人が集まる。2016年の成人式では121万人が対象となったが、これはこれまでの中で最も少ないとのことである。

2016年はあの3.11から5年を迎える節目の成人式でもあり、被災地となった東日本、特に福島県や三陸地方をはじめとした東北地方では当時中学生だった人たちが成人を迎えるという意味でも大きな節目になっているのではないのかと考える。

他には千葉県浦安市では恒例となっている東京ディズニーランドが全面協力した成人式、熊本県阿蘇市では佐藤義興市長による応援など、地域によっては、ユニークな成人式が行われている。

一方で、新成人によるトラブルや事故といった、残念な出来事も相次いだ。確かに成人になるということは法的には一人前として選挙権をはじめとした諸権利が認められるようになるが、それだけに自身の行動に責任が求められるようになる。その大きな節目に暴走行為を行ったり各種トラブルや事故を起こした結果、逮捕された新成人もいた。

今年もまた、新成人になったことで自分なりの決意を固めた人もいる一方、問題を起こして今後に悪影響を及ぼしてしまった人もいる。それらを経ながら、新成人たちにはそれぞれ後悔のないように邁進してもらえればと考えている。

タイトルとURLをコピーしました