Windows 10の無償アップグレード期間はあと3か月

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現在、Windows 7及び8.xのユーザーを対象に、Windows 10への無償アップグレードキャンペーンが行われているが、これは2016年07月28日までの期間限定であり、その残り期間はおよそ3か月強となった。

現在Windows 7及びWindows 8.xの利用者でこの無償アップグレードキャンペーンが終了した時は、別途Windows 10を購入する必要があるが、その場合、以下のコストがかかる ((2016年04月17日現在においてMicrosoft Storeより購入した場合、税込)) 。

  • Windows 10 Homeへのアップグレード -> 19,008円
  • Windows 10 Proへのアップグレード -> 27,864円

これは1台のPCをアップグレードする場合の値段であるため、もし台数が多くなった場合はそれだけコストが増大するということである ((例えば50台のWindows 7 Professionalマシンを期間終了後にアップグレードした場合、単純計算で1,393,200円に達する)) 。もしそのコストを避けたいのであれば、なるべく早い段階でアップグレードした方が良いだろう。もっとも、サポート期間内に買い替えをするというのであれば無償アップグレードキャンペーン中にアップグレードしないという選択肢もかなり有力だが。

なお、以下の場合は買い替えた方が良いだろう。

  • Windows XPを使っている -> そもそもサポート期間が完全に切れている状態のOSを使っているというのは問題外だが、ごく一部のマシンを除けば基本的にWindows 10の要求スペックを満たしていないため。
  • Windows Vistaを使っている -> 延長サポートフェーズも1年を切っている状態。いわゆるWindows Vista CapableクラスのPCではWindows 10の要求スペックを満たしていないため ((メモリー増設のみでWindows Vista Premium Readyクラスを満たしている場合はこの限りではない場合もあり)) 。Windows Vista Premium ReadyクラスについてはWindows 10の要求スペックを満たしているものも多いものの、寿命を考えると買い替えた方が無難。

Windows 10への無償アップグレード期間も短くなったところで、早い段階でのアップグレードは検討した方が良いだろう。

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