派閥争いの不毛さ、それをやりすごすには

注意: この記事は1年以上前に掲載されたものです。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

SMAP解散騒動でもあったという派閥争いだが、正直なところ企業あるいは組織全体としてのメリットもないし、顧客にとってもメリットがない ((しいていえばスクープのネタになるくらいか)) 不毛なものなので、正直なところいい加減にしてほしいと考える人も多いのだろうか。

規模の大小はあれど、人が集まって組織を作って活動を行うという関係上、どうしてもその組織の中で主導権を握りたい人も出てくるだろうし、人間関係で問題を起きることも珍しいことではない。規模が大きければその可能性は高まる。

個人的には派閥争いに加わるのはそうすることによって自身に大きな利点があるのが確実であるという場合を除けば、避けるのが望ましいと考えている。派閥に加わることで派閥特有の情報は共有できるかもしれないが、敵対関係にある派閥とは絶縁状態となり、情報を提供してもらえない危険性があること。派閥争い結果、自身の立場を危険にさらす可能性もあるからである。

もっとも、派閥に加わらないという選択も自身の立場を危うくする危険性があるという意味では変わらないものの、派閥に加わらないことで立ち位置上での制約はなくなるので、それを活かして、いかにして人間関係を構築・維持していくかどうかが重要になるのではと考えている。それも、組織の中だけではなく、組織の外にも目を向けると良いだろう。

派閥争いは不毛だが、それで不利益が出ないように上手く立ち回っていきたいところである。

タイトルとURLをコピーしました