LGBTの権利と種の保存の問題はどう折り合いをつけていくのか

2015年に東京都渋谷区が「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」を制定、2016年7月22日には楽天が社内規程上の配偶者の定義を変更し、同性パートナーを配偶者として認める1 といった、LGBTあるいは性的少数者へ対する制度上の問題克服へ向けた取り組みが始まっているという。個人的にはLGBTや性的少数者への差別・偏見への是正という意味では望ましいことではあるという部分はあるものの、種の保存という観点では少々疑問に感じる部分はある。

LGBTとは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシャル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字からなる1990年代から使われるようになった言葉で、性的少数者と同一視されることはあるものの、それよりも限定された概念である。これは同性愛者(レズビアン及びゲイ)、両性愛者(バイセクシャル)、性同一性障害などのトランスジェンダーなどに対する中立的な言葉として使われるようになったと言われている。

これには、文化差・地域差はあり一概には言えないものの、特に欧米圏においては「異性愛=正常」とする風潮があり、同性愛者やトランスジェンダーなどを異常として扱い、差別してきたという歴史的な背景があるという。それに対する抵抗としてLGBTコミュニティーの権利などを巡って運動などが行われ、現在まで少なくとも制度的にはLGBTの権利が異性愛者2 と同様に保護されるようになる傾向が欧米圏を中心に進んでいるようである。

個人的にはこうした動きについてはあまり触れたことがないが、少なくとも個人におけるあり方という意味では決して非難されるようなものではないと考えている。

ただ、「種の保存」、ここにおいては子孫を残すといった課題に直面した場合、特に同性愛においては(特殊な手段を講じない限りは)それを克服できないといった問題がある。

個人的には、個人の問題としてLGBTの権利保障については、最低限それをもって不当に不利益を強いるようなことはあってはならないとは考えるも、種の保存の問題が出てくるといったことを考えると、それが果たしてどうなのだろうかと疑問に考える時があり、そういった意味では必ずしも全面的はできないということになる。

非常に複雑かつデリケートな問題ではあるが、うまく折り合いをつけることが必要なのだろうか?

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