iOS 11は64bit専用に?

注意: この記事は1年以上前に掲載されたものです。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

2017年03月28日に米アップル社はiOS 10.3をリリースした。このバージョンではAirPodsを探す機能が追加、他にもSiriやCarPlayの拡充などがなされた。また、設定画面の「一般」->「情報」->「App」で、32ビットアプリの一覧表示がなされるようになり、将来のバージョンで動作しなくなる可能性が高いと言われている。

2015年6月1日以降、iOSアプリを登録・申請する際は32/64bitのUniversal Binaryとしてビルドされていることが必要条件となっており、それを満たしていれば問題となることはない。問題となるのは、それ以前にアップロードしたバイナリーの一部で、その中には32bitバイナリーしか含まれていない場合がある。

iOS 11からは32bitのサポートが終了、64bit専用になるという可能性があり、場合によっては32ビットアプリのサポートも終了になる可能性がある。したがって、64bitに対応していないアプリはApp Storeから削除される可能性があるという。

すでに64bit対応必須になってから1年半ほど経過しているため、32bitしか対応していないアプリについては、今後も更新される見込みはないので、速い段階で見切りをつけて、代替となるアプリに切り替えたほうが良いだろう。

長らくiOSアプリでは32bitと64bitが混在している状態で、少しずつ64bitへの移行が進んでいたが、32bitの終焉は意外と近い将来のことになるのだろうか。

タイトルとURLをコピーしました