スリーエフとローソンの統合でコンビニ三強時代がさらに進むのか?

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コンビニエンスストアのブランドとして「スリーエフ」「q’s mart」「gooz」を展開しているスリーエフ社は4月12日、ローソンとの事業統合契約を締結、2017年夏から順次「ローソン・スリーエフ」に転換するとのことである。

スリーエフとローソンの事業統合の他、ファミリーマートとサークルKサンクスの経営統合によるファミリーマートへの転換が進められていることから、コンビニ業界の再編が進められていることがうかがえる。

サークルKサンクスとファミリーマートの統合の場合はファミリーマートに一本化され、サークルKやサンクスのブランドが消滅する方向に動いているのに対し、スリーエフとローソンの統合では、現時点ではローソン・スリーエフとしてスリーエフのブランドが存続しているというところが何らかの差別化が図られている可能性がうかがえる。

今回の統合で、スリーエフにおいて展開されている「gooz」および「q’s mart」が今後どうなるのか気になるところである。いくつかの記事を確認した限り、「gooz」の一部店舗はそのまま存続する見込みであるとのことである一方、「q’s mart」への言及は確認できなかった。

この統合により、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの三強体制が強化され、三強以外のコンビニは生き残りのためにさらなる苦境に立たされる可能性が高まりそうではある。

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