阪神・淡路大震災から23年

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1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震で近畿地方を中心に甚大な被害を出した「阪神・淡路大震災」から23年が経過した。

阪神・淡路大震災は、1995年1月17日早朝(5:46 JST)に発生した兵庫県南部地震による大規模災害で、近畿地方(兵庫県を中心に、大阪府・京都府など)を中心に甚大な被害を出した。この震災で犠牲者は6,435名、行方不明者2名、負傷者43,792名、被害総額は10兆円に達し、これは2011年の東日本大震災発生までは戦後最悪の災害であった。

東日本大震災と阪神淡路大震災の違い』(芝柏建築部)および『阪神淡路大震災の教訓、犠牲者の意外な死亡原因』(もしものとき.com)によれば、犠牲者の多くが多くの家屋が倒壊し、その下敷きとなって圧死したという。その圧死も過半数が窒息死というデータもあるという。一方で2011年の東日本大震災では犠牲者の多くが津波による水死だった。このこともあり、しばしば東日本大震災と比較されつつも、今後の防災のあり方への大きな教訓となっている。

震災に限らず、災害はいつ・どこで起きてもおかしくない。ゆえに常に万全の対策を行うことが求められるが、それもなかなか思うように進められない。その災害は完全には予測できず、安全だとされていたところで壊滅的な災害・被害が出るかもしれない。それを考えた時、被害発生時の復興計画も含め、常日頃から模索し続けなければならないのだろう。

阪神・淡路大震災から23年が経過、犠牲者への追悼と共に、いかにして震災の被害を防ぎ、あるいは軽減するのか、万一の時、いかにして復興するのかといったように、その備えを進めていかなければならない。

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