JetBrains製品の選び方

注意: この記事は1年以上前に掲載されたものです。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

現在、IntelliJ IDEAを使って開発を行っていて、なかなかの利便性の高さから重宝しているのだが、JetBrains製品では特定の言語に特化したIDEもあり、選ぶ上で問題となることもある。ここでは、製品の選び方の簡単な方針を書いてみたい。

JavaやPythonの開発だけなら無償版で充分

純粋にJavaやPythonの開発を行いたいというのであれば、IntelliJ IDEA(Java)またはPyCharm(Python)のCommunity版で十分対応可能である。IntelliJ IDEAではプラグインでPythonの開発も行える。

IntelliJ IDEAに至っては、これ一つでAndroidのアプリ開発も可能になる ((Android Studio自体がIntelliJ IDEAベースになっている)) 。

特定のスクリプト言語ならそれぞれに特化したIDEがリーズナブル

JavaやPython以外の特定の言語に特化した場合は、以下のIDEのうち、自身の専門言語のものを選ぶと良い。

  • PHP – PhoStorm
  • Python – PyCharm Professional
  • Ruby – RubyMine
  • Go – GoLand
  • .NET Framework – Rider ((ReSharperはVisual Studioの拡張機能))
  • iOS/macOS – AppCode

いずれもそれぞれの言語/プラットフォームに特化したIDEだが、ウェブ用の機能や、データベース関連の機能が入っていて、機能が増える。

Java EEまたは複数の言語を扱うならIntelliJ IDEA Ultimate

サーバーサイドのJava、特にJava EEを使う場合や、複数の言語を扱う場合は、IntelliJ IDEA Ultimateとなる。IntelliJ IDEAではPHP、Ruby、Python、Goなどが使える。

もし、さらにC言語やiOS向けプラットフォームのアプリ開発も行うとなると、All Products Packとなる。

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