今ではVisual Studio Codeをよく使う

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現在では一部の言語での開発ではVisual Studio Codeがメインのツールになっており、必須といってもいいレベルのツールだと考えている。

実のところ、自身は2017年はじめの時点においてはVisual Studio Codeはあまり使い勝手の良いツールとは考えておらず、あまり使っていなかったのだが、近年ではよく使うようになった。というのも、以下の理由からである。

まず、設定がやりやすくなったことである。2017年時点では設定を変更するには設定用のJSONファイルを変更したり、コマンドを行ったりする必要があったが、ある程度は設定画面でできるようになり、JSONファイルを編集する必要がかなり減った。

次に、拡張機能が豊富であることである。通常はテキストエディタなのだが、拡張機能をインストールすることによってそれぞれの言語やフレームワークに適した開発環境を提供してくれるという便利な機能を有している。特にディレクトリやファイルを調べて自動的に設定を行なってくれる ((拡張機能がインストールされていない場合はサジェストしてくれる)) といった便利な機能もあって手間がかなり軽減される。

そして、なによりも動作が軽快であることである。Visual Studio CodeはIntelliJ IDEAやVisual Studio、Xcodeといったフルの統合開発環境とは違って、拡張機能をインストールしていない状態ではソースコードエディタであるものの、余計な機能が少ないこともあってかなり軽快に動作する。それでいながら入力補完やシンタックスハイライトといった重要な機能が入っている。拡張機能をインストールしても軽快さはある程度維持されるので、IDEとしても充分のパワーを持っていると言える。

Visual Studio Codeは2015年に最初のバージョンがリリースされ、2017年の時点までにおいては独特の機能や設定などでややとっつきにくい印象があり、あまり使っていなかったが、改良が重ねられた結果もあって、今ではよく使うツールになっていった。

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