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前回と前々回では計算を行ったが、プログラムではその計算の結果を始めとしたデータを一時的にとっておく必要性が出る時が往々にしてある。今回はそのために変数のうち、簡単な宣言・代入・参照について学習したい。
変数とは
変数はプログラムでは数字や文字などのデータを入れておく箱のようなもので、計算の結果などを一時的に格納するために使われる。変数は宣言したあとで代入したり参照したりすることで数値を一時的に格納することができるのである。
以下は簡単なサンプルである。
サンプルコード ((Value.javaとして保存する))
public class Value {
public static void main(String [] args) {
int value;
value = 10;
System.out.println("数字: " + value);
}
}
上記のコードは変数を宣言して、宣言した変数に数字を代入、その結果を出力する処理となっている。
int valueでint型、すなわち整数型の変数valueを宣言している。宣言によって、これからこの変数を使用できるようになる。
次に、value = 10で先ほど宣言した変数に10を代入している。これによって、valueには10が格納されていることになる。
最後に先ほど格納した変数の値をコンソールに出力する処理となる。先ほどの処置でvalueには10が格納されているので、「数字: 10」と出力される。
本項では簡単な変数の宣言・代入・参照について説明した。次回は変数についてもっと詳しく説明したい。
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