プログラミングにプロポーショナルフォントって、どうなんだろ?

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プログラミングだと、大体の場合、等幅フォントを使っているという印象がある。というのも、XcodeやEclipse、Visual Studioなどの統合開発環境のエディタの多くはは、デフォルトのフォントでは等幅フォントが採用される傾向にある。ところで、かなり古い記事ではあるが、『プログラミングはプロポーショナルフォントの方が読みやすい ?』(スラド)という記事を見かけて、実際にはどうなのだろうか?という疑問を持った。もっとも、個人差の分かれる類のものではあるのだが・・・。

さて、私はプログラミングにおいては、どちらかというと、等倍フォントを使う方が見やすく、使いやすいかなと考えている。特に編集を加える時のソースコードの位置関係を把握する時や、ドット「.」やセミコロン「;」といった、記号表示などでもある程度目立つ傾向があることなどのように、自然言語と比較しても記号の意味合いが大きいからという部分がある。たまにプロポーショナルフォントの設定になっているテキストエディタを使ってソースコードをいじったこともあるが、個人的には違和感があった。

C言語やSwift、Javaなどでは、1行あたりの文字数制限はないため、読み易ければ決して等幅フォントでなければならないというわけではないが、一部の古いプログラミング言語では1行の文字数制限がある場合があるということを考えると、必然的に等幅フォントの方が使い勝手が良いというのは致し方ない部分はある。

とはいえ、それよりも重要なのは、ミスリーディングを引き起こさないフォントを使うことではなかろうかと考えている。アルファベットと数字で頻繁に紛らわしいと思わせられるものとして、「1」と「l」と「I」と「|」、あとは「0」と「O」が挙げられる。プログラミングではこれらがはっきりと見分けがつけられるようになっているのが絶対必須条件となっているのはいうまでもないだろう。

なぜプロポーショナルフォントの方が読みやすいと判断したのかがわからない部分があるが、個人的にはなんかちょっと違うような気はする。

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