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WWDC 2017でmacOS High Sierra/iOS 11が発表、それらのベータ版が配布されたとともに、Xcode 9.0/Swift 4.0も登場した。私も試験的にSwift 4.0への移行をテストして見るときがあるが、Swift 2からSwift 3ほどではないものの、面倒なところはそれなりにありそうなイメージだった。
Swift 2からSwift 3への移行時はObjective-C由来のコードが排除、オブジェクトの型名やランタイム周りなどが大幅に変わったことで、全面的に見違えるほどの大規模なコードの修正が必要だった。そういう意味では、Swift 3からSwift 4への移行はそこまで大規模なものにはなっていない模様である。実際に、Swift 3で書かれたコードの一部はそれほど大きな変更なしでSwift 4へ移行できる模様である。
ただし、引数付きのクロージャー周りなどにおいて、原因不明のエラーに悩まされる側面もあり、原因の解明・修正にまでは至っていない場面もあり、コードによっては、かなり手間取る可能性もありそうだった。
まだ、Swift 4への移行が進んでいない段階ではあるが、そろそろ気をつけていきたいところである。
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