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コンビニチェーン「ローソン」は、東京都内の一部店舗において、深夜0時から午前5時にかけて無人レジが導入されるという。これは、人手不足への対策と24時間営業の必要性という状況から出された対策という。
今日において、コンビニは一部の例外 ((ビル内に設置された店舗や一部の中小チェーンなど)) を除けば24時間営業が行われている。これは、消費者の需要面では利便性の高いものではあるが、店舗運営側にとっては難しい課題である。
『24時間戦えますか?岐路に立つコンビニ』(NHK NEWS WEB)によれば、ローソンは無人レジ導入を決定する前、10年前に営業時間短縮の検証が行われたが、深夜だけでなく日中の時間帯まで売り上げを落とすという致命的な弊害が出たことが認められた他、セブン・イレブンでも売り上げ減と体制見直しによるコスト増などの問題があり、24時間営業を継続するという状態である。
その状況ゆえに、無人レジ導入は現実的とは言える。最も、窃盗や強盗などのリスクやテロの可能性など、店員がいないことによるセキュリティー面での懸念がある。盗難に対しては入店にアプリを使う必要があるようにするという対策がとられるようだ。
この非常に厳しい状況の中、消費者の需要に添いつつも、人件費抑制や従業員への負担軽減など、多岐にわたり、克服の極めて難しい課題に取り組む上で、今回の無人レジ導入はどれだけの成果が挙げられるのだろうか?
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