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近年、ガソリン車やディーゼル車を廃し、電気自動車へシフトしようとしている動きが活発のようだ。ただ、それは、別の問題を引き起こさないかという懸念はある。
『2040年までにガソリン車を禁止する国は?』(BUSINESS INSIDER JAPAN)によれば、EU諸国を中心に2020〜2040をめどにガソリン車・ディーゼル車の販売を禁止し、電気自動車(または一部を除きハイブリッド車)へとシフトしようという動きがある。
このことは、CO2排出量削減などの環境的要因を目的としているとされているが、その他にも化石燃料への依存を減らそうというのも目的にあることが伺える。
現行のガソリン車やディーゼル車、ハイブリッド車は動作に石油を必要としており、その産油国は中東やロシア、アメリカなどに偏っている。このこともあり、化石燃料への依存を減らすという目的も相当強いのではないのかと考えられる。
電気自動車においては、動力としては電気が使われており、その電気の供給源は化石燃料のほか、水力、原子力、風力、太陽光、太陽熱、地熱などがある。一方、ハイブリッド車含め、ガソリン車やディーゼル車では石油を必要とするということから、動力の供給源で自由度の高い電気自動車にシフトしたいという思惑があるようだ。
ガソリン車やディーゼル車を終焉に向かわせようという動きがあるが、その意図は何かというのを考えた時、違った見方ができるのも興味深いものだ。
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