2018年1月8日は2018年の成人日ということもあり、多くの市区町村では成人式が執り行われた。
成人の日は元来、1月15日の小正月の日に行われていた ((正月および小正月は本来旧暦で行われていたが、明治時代以降はグレゴリオ暦で行われるようになった)) が、これは、元々小正月の日に元服の儀式を行なっていたことに由来するものであるという。
しかしながら、このことで関連が分かりづらかったということもあったのか、その後、2000年のハッピーマンデー制度により、1月の第2月曜日に行われるようになった。
さて、今年度に成人を迎える人々は、今後、本格的に大人として行動していくことが必要になる。それは決して容易なことではなく、終わりのない長きにわたるものではあるが、着実に進めて言ってほしいと考えている。
近年、民法改正の動きがあり、現行の満20歳以上で成人とするのを、満18歳以上で成人とするように変更しようとしているという。これは多くの国では満18歳以上を成人と定めていることによるとのことではあるが、この引き下げでは、多くの人は現行では高等学校卒業後およそ1〜2年後に成人を迎えるという状況から、高等学校在学中または卒業直前に成人を迎えるということになり、就業して経済活動ができるようになっている人は決して多いとは言えない。この成人年齢引き下げでさまざまな弊害が発生する可能性もあり、性急な対応は危険である。
2018年も迎えた成人の日、今年度成人した諸君も、その前に成人した諸君も、いつか成人を迎える諸君も、これからに向けて邁進していきたい。
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