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近年、日本においては主に機械学習やAI分野で使われるようになっていて、ウェブにおいてはPHPやRubyの方が優勢のようだ、とはいえ、日本国外ではPythonは広く使われている。
RubyとPythonは比較されることの多いプログラミング言語で、言語仕様のみならず、パッケージ管理などのツール類も非常に似ているところがある。
しかしながら、個人的には地味に違うところも少なくないと考えており、自由度の在り方では、Pythonはコードの共通化への要求が強い一方で、Rubyはそれほどでもないこと、パッケージ管理でも、Pythonはシステムへのインストールという要素が強いが(venvを使って擬似的にアプリサイドとすることは不可能ではないが面倒)、Rubyはアプリのみで使うパッケージを独立させることができるという違いがあるなど、その利便性に差がある。パッケージの豊富さはPythonが強い。
Rubyはなかなか使い勝手のいいプログラミング言語ではあるが、国際市場におけるPythonの人気に比べるとまだまだ難しい部分はあるのだろう。
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