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2018年も春を迎え、花粉の多い時期になりつつある。この時期に体調を崩す人も少なくないのではないだろうか?
花粉自体は一年中飛び交っているが、花粉症でこの時期に問題になるのは、スギやヒノキなどが多く、これらはこの時期にピークを迎えることに起因する。
この花粉症の問題が深刻になった背景には歴史的な背景があり、戦時中の木材不足でスギやヒノキなどの植林が進められたこと、その後の輸入木材の増加で日本の林業に壊滅的ダメージとなってしまい、管理が行き渡らなくなってしまって荒れてしまっているという状況が考えられる ((『日本国民が払わされかねない林業政策のツケ 』-東洋経済ONLINE)) 。
このことから、今日問題になっている花粉症も人災といえるようなものであり、それを根本的に解消させるには、いかにしてスギ・ヒノキなどの林の管理を行き渡らせるのか、あるいはいかに日本の林業を持続可能な形で再建させるのか、といったように、プランや仕組みの段階から見直す必要があるように考えられる。
この花粉の辛い時期も、いかにして軽減させるのか、その対処も一筋縄ではいかない。
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