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ついに4月に入り、2018年度となった。多くの企業では新入社員の入社手続きがある他、学校においても数日後に始業式があるだろう。
さて、新年度は、日本においては4月が当てられているが ((ただし、企業においては例外あり)) 、これも歴史的な変遷があり、現行の4月ー3月を年度とするのは明治19年(1866年)より始められたものである。それ以前は明治時代に入ってから3度変更されていた。
なお、現行の年度制度は、しばしば当時の貿易相手国だったイギリスの影響を受けているとも言われているそうである。
会計年度においては、国によってばらつきがあり、EU諸国の多くや中国・韓国などは1-12月制、日本及び英連邦に関わっている国では4-3月制、アメリカなどでは10-9月制が導入されているとのことである。
一方、学校年度となると、日本では会計年度と同じく4-3月制が導入されているが、これはかなり少数で、アメリカやEU、中国、台湾など非常に多くの国が9-8月制となっている。
年度も、国や分野によって、かなり変わってくると言える。とはいえ、近年では国際化の波も進んでおり、学校年度はばらつきがある事による弊害も指摘されていることから、将来的には統一化される可能性があるとはいえそうだ。
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