常磐緩行線で発車ベル廃止実験が始まった

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2018年8月1日、JR東日本は常磐緩行線を対象に駆け込み乗車問題対策への実証実験として、駅の発車ベルを廃止する実験を開始した。

当該実験では、JR東日本の首都圏の多くの駅で採用されている大音量での駅の発車メロディーが駆け込み乗車を誘発している可能性があるとして、駅の発車ベルを使用しない場合に優位な差があるのかを実験するようである。

この実験では、駅の発車ベルを廃止し、電車の車外スピーカーでドア閉めを知らせる方式に切り替わっている。音量もかなり抑えられており、ホームでしか聞こえないくらいになるという。

これにより、常磐緩行線では駅・方向ごとにメロディーが変わるではなく、電車の系統ごとに変わるということになり、乗客によっては戸惑う可能性はある。

この実証実験での効果があるのかどうかはわからないが、個人的には一部の駅で導入していた特徴的なメロディーが消え行くのは寂しさを感じる。

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