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インターネットの普及期において動画をはじめとした動的なウェブコンテンツを表示するために使われていたAdobe Flashの配布が終わってからすでに1ヶ月が経過した今日この頃だが、その遺産を残そうとしている動きもあるそうだ。
Adobe Flashに関する記述は、過去に以下の記事にも言及があるので、必要に応じてご参照くだされば幸いである。
一方で、ウェブアーカイブとして、かつて広く使われていたAdobe Flashを使用したコンテンツのアーカイブを残そうという動きもある。米Internet Archiveでは2020年11月19日にAdobe Flashのコンテンツの永久保存計画をたてており ((cf. Flash Animations Live Forever at the Internet Archive – Internet Archive Blogs)) 、Rustで開発されたFlashエミュレーター「Ruffle」を使ってウェブ上で利用可能なようにしていると言われている。2021年2月10日現在では3000件以上が登録されている ((cf. Software Library: Flash – Internet Archive)) 。
かつてFlashで作られたコンテンツに親しんでいた利用者は懐かしいコンテンツがあるかもしれないし、そうでない利用者も「こういうのがあったんだ」といった感じで楽しんでみてはいかがだろうか?
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