Windows 8.1のサポート終了まであとわずか

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Windows 8.1は2023年1月10日(米国時間)に延長サポートが終了する予定で、すでに残り3ヶ月となった。もしWindows 8.1を使っているのであれば、Windows 10以降に乗り換えた方がよい。

Windows 8.1は2012年8月にリリースされたWindows 8の改良版にあたり、2013年10月18日(米国時間)にリリースされた。

Windows 8およびWindows 8.1では、従来のデスクトップアプリに加えて、Windowsストアアプリが追加された。また、Windows 95から7まで長らく使われていたスタートメニューが廃止され、新たにModern UIで作られた「スタート画面」に置きかわり、これまでのマウスとキーボードによる操作からタッチパネルによる操作を意識したものになっていった。

これらの機能はWindows 8.xにおいてはデスクトップとModern UIでUIレベルで完全に分離しており、いちいち切り替えて使う必要があったこと、Modern UIの操作がタッチパネルに寄りすぎたことでマウスによる操作では必ずしも最適というわけではないことなどの問題もあって、評判のよいものではなかった。

上記の機能においてはWindows 10からはModern UIとデスクトップが統合され、WindowsストアアプリはユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)アプリとしてデスクトップ上で利用可能、スタートメニューはWindows 7までのものとスタート画面の要素を統合したようなものになっている。

Windowsではサポート期間が完全に終了したら脆弱性が発見されても基本的に修正はされなくなるため、サポート期間が終了したWindowsを使い続けることはセキュリティー上危険であるため、サポート期間が残っている間にWindows 10または11にアップグレードまたは買い替えが強く推奨される。

なお、Windows 10以降では一部のエディションを除きサポート継続には定期的な更新が必要であり、システムによってはより早期にサポートが終了される可能性はあるものの、Windows 10は2025年10月14日まで、Windows 11は当面の間はサポートが継続される。

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