Windows XPのシェア、サポート終了間近だが・・・

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Windows XPは2009年4月より延長サポートフェーズに入り、今年の4月9日(日本時間)に、ついに延長フェーズのサポートも終了し、2001年より13年前後もの長きにわたってサポートされていたWindows XPもついにマイクロソフトからのサポートは完全に終了する見込みである。

しかしながら、Windows XPを使っているユーザーは全体の1/4を超えるシェアを未だに維持しており、これらはサポート終了後、セキュリティーホールが発見されても修正プログラムが提供されないという状態となり、セキュリティー面では危険な状態となると言わざるを得ない。

なお、マイクロソフトではWindows XP向けのMicrosoft Security Essentialsの定義ファイルの更新を2015年7月14日まで提供する方針だが、これはあくまでアンチウィルスの定義ファイルを更新するというものであって、セキュリティーホールの修正が行われるわけではないということを考慮すると、基本的にはWindows 8.1への乗り換えが望まれると考えられる ((XPの操作性をふまえると7の方が違和感が薄いが、サポート期間を考えると8/8.1の方が好ましい)) 。

また、今日ではフリーで使えるGNU/Linuxシステムへの以降という選択肢も考えられるが、Linux MintやUbuntuをはじめとした比較的初心者でもインストール/使用しやすいとされるディストリビューションが提供されているとはいえ、Microsoft Officeを使用する/Windowsでしか使えないようなアプリを動かすとなると現実的ではない上に、システムの構造や考え方の違いを考えると、一定以上知識やスキルのある人であればやっていけるだろうけれど、初心者には適切とは言えない選択肢だろう。

現時点でWindows XPを利用している方は、早い段階でWindows 8.1へアップデートするか、ほかのOSへ乗り換えるのが好ましいと言えるだろう。

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