WordPressのテーマによってはデフォルトでセルフピンバック抑止をつけているのもある

注意: この記事は1年以上前に掲載されたものです。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

WordPressで投稿時にURLを解析してピンバックを送る設定をオンにして、かつトラックバック/ピンバックを受け付ける設定にしていた場合、デフォルトでは自ブログであっても問答無用でピンバックしてしまう(セルフピンバック)という仕様があるが、テーマをSimplicityにしてからはセルフピンバックすることがなくなっており、少々気になった。

WordPressではセルフピンバックを防ぐには対策が必要

前述の通り、WordPressでは以下のいずれかの対策をしないとセルフピンバックをしてしまう。

  • ピンバック送信機能を停止する
  • No Self Pingを導入する
  • 自ブログのリンクURLのドメイン部分を除去する
  • functions.phpを編集する

これらの方法については『 WordPressでセルフピンバックを無効にする4つの方法』(OBOLOG)にて説明されているので、ここでは割愛したい。

一部のテーマではfunctions.phpにセルフピンバック抑止コードが組み込まれている

当方の場合はSimplicityので気付いたのだが、当該テーマではデフォルトの状態でfunctions.phpにセルフピンバック抑止コードが組み込まれているのを確認した。

ほかにもSTINGERなどでもセルフピンバック抑止コードが組み込まれている模様である。

これらのテーマを使っている場合は、No Self Pingが不要になるほか、競合を起こすことがあるので、無効化したほうが安全だろうか。

おわりに

いろいろ問題になっているWordPressのセルフピンバック問題だが、テーマによってはそれを見越した対策を行っているものもあるので、テーマを変更する際はその点には気をつけたいところである。

知らないうちに挙動が変わっているということがよくあるので、設定の確認と変更はしっかり行いたい。

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