近年、若者を中心にPCスキルの低下が深刻化しているとのことである。というのも、昨今のスマートフォンの普及で、若い世代を中心にパソコンを使う機会が大幅に減っているとのことからもうかがえる。
『スマホ世代のPC知らず スキル低下、職場で波紋』(NIKKEI STYLE)によれば、若い世代ほどもっとも使っている端末はPCではなくスマートフォンということとのことである。20代以下ではおよそ6割にも達するということであるから驚きである。
当方の場合は、スマートフォンが本格的に普及する前の時代だったこと、大学ではガラケーを使っていた関係などから、レポートや論文、資料などを書いたりするときは当然のことながらPCが必要だったことから ((いざとなれば手書きでということも考えられなくはないのだが、あまりにも時間がかかってしまって効率的ではない)) 、それを通じて大体の場合はPCをある程度操作できるはずと考えられた。もっとも、当方の場合は、授業中に(当然ながら教授あるいは講師の許可を得たうえで)ノートPCを開いてメモをとったり情報収集をしたりしたこともあったが・・・。
現在ではスマホアプリ開発者という職種上、当然のことではあるがアプリの開発でPCは必要不可欠な存在であり、それがなければまともに仕事にならないという関係から、いうまでもなくPCに関してはちゃんとスキルは身に着けているつもりではある。
今でこそ業務連絡やブログ記事投稿、あるいはちょっとしたことでスマホを使う機会は大幅に増えたが、長文記事あるいはそれに類するメールなどを作成する場合、あるいは生地などを書く場合はやはりPCのほうが使い慣れていることと、画面サイズなどの関係から大量の情報を一度に読めるという利点、なにより本格的な文章を書くという意味では今日においてもPCに分があるというのが現状であることを認識しているため、スマホの利点は認めてはいるものの、だからといってPCが不要になっているわけではない。
なお、アプリやシステム開発を行う場合は、今は言うまでもなく、将来においても当面の間 ((少なくとも10年以上)) はPCは必要になるので、是非ともPCスキルは磨く必要があるだろう。そうでなくても、業務ではPCを必要とする側面が少なくないので、PCはちゃんと使えるようになりたいところである。
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