きのこたけのこ戦争とかエディタ戦争とかインデントスタイル戦争とか

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いずれも好みの問題ではあるのだが、案外面倒なことになったりするので、侮れないのがこれ。私はあまりこういうのはこだわらないのではあるのだが。

きのこたけのこ戦争

これは某有名なお菓子メーカーの「きのこの山」と「たけのこの里」のそれぞれの熱狂的なファンで繰り広げられる人気争いで、今日でも様々なネタになるほど有名な人気競争となっている。

エディタ戦争

これはUnix系で有名なエディターとなっているviとEmacsをめぐる激しい争いで、双方ともそれぞれの利点や欠点などを見つけては ((基本的にはジョーク的なものではあるが)) 激しい論争がしばしば繰り広げられる現象である。

私の場合はvimを使っており、実のところEmacsの使い方はほとんど知らなかったりする。

なお、viもEmacsもWindowsやOS Xなどで使われているエディターと比較して、使いこなせるようになるにはそれなりの経験が必要になるエディターで、使っていくうちに愛着を持つようになるのだろう。

インデントスタイル戦争

各種インデントスタイルをめぐって行われる争いで、有力なのはBSD/オールマンスタイルとK&Rスタイル、あるいはそれから派生したJavaスタイルあたりだろうか。

なお、デフォルトでは、XcodeではK&Rスタイル、Visual Studio系ではBSD/オールマンスタイルが使われている模様である。

例1: K&Rスタイル

int function(int n)
{
    if (n > 10) {
        // Do something if n is larger than 10
    } else {
        // Do something if n in not larger than 10
    }
    return 10;
}

例2: Javaスタイル

int function(int n) {
    if (n > 10) {
        // Do something if n is larger than 10
    } else {
        // Do something if n in not larger than 10
    }
    return 10;
}

例3: BSD/オールマンスタイル

int function(int n)
{
    if (n > 10)
    {
        // Do something if n is larger than 10
    }
    else
    {
        // Do something if n in not larger than 10
    }
    return 10;
}

これらの記法は統一性をもたせることは重要ではあるのだが、一番重要になるのは、どうやったら読みやすいコードになるのかになるのではなかろうか。ちなみに私はJavaスタイルが基本になっている。

最後に

上記のいずれも、各人の好みによる部分が大きく、自身の好みを強制するというのは決して望ましいことではないだろう。是非とも気をつけたいところである。

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