使用用途のよくわからないキーたち

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PCを使っていると、往々にして使用用途のよくわからないキーが幾つかある。それらは、実際に使う上で使うことは基本的になく、存在意義の有無がよくわからない状態になっており、キーボードによっては除外されてしまうこともある。ここではそんなキーについて言及してみたい。

Pause/Breakキー

これはおそらく、よくわからないキーのひとつに挙がるだろう。Pause/Breakキーは、単体で押せばPause、Ctrlキーを押しながらこれを押せばBreakキーとして使われる。

これらは、古いPCで、Pauseは処理の一時中断、Breakは処理の中止に使われていたことに由来する。最近のPCでは基本的に使うことはない。

ScrollLockキー

これもよくわからないキーのひとつだろう。ScrollLockキーもまた、古いPCの一部ソフトウェアで、ScrollLockが有効な場合にカーソルキーが押された時に、通常はカーソルが動くのを、カーソルは固定、画面がスクロールするようになるという挙動に使われていた。

今日でも、Microsoft Office Excelで類似のことが行える。

Sys Rqキー

一般的な101/104/106/109キーボードでは「Print Screen」キーボードと一緒に刻印されているキーボードで、おそらく、意味不明なキーの筆頭となるだろう。これは「System Request」の意味だが、もともとは何らかのシステム操作を行うことに利用されていたようである。今日ではシステムによって様々な動作が行われる。

最後に

これらは、私にとっても意味のよくわからないキーについてその元々の意味と使い道などについて簡単に説明をしてみた。とはいえ、無理して使いこなす必要のものではなく、実際に不要と判断されてノートPCを中心になくなっている場合が多いので、ちょっとした無駄知識程度に覚えておくだけで十分だろう。

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