近年、Macの普及が進んでいる模様で、現在では全マシンの10台に1台はMacとなりつつあるという ((cf: ついにMacもメインストリーム? 世界の10台に1台のパソコンがMacへ… – ギズモード日本版)) 。これはMacもマルウェアや各種セキュリティー問題を悪用した不正ユーザーのターゲットによりなっているということでもある。
これまでMacは安全と言われていたが、それはWindowsと比較して利用者が圧倒的に少なかったという市場的な理由が大きかったからである。故に、不正ユーザーにとっては攻撃するメリットが比較的薄かったことが大きい。
しかしながら、すでに10台に1台はMacになりつつあるという状況では、もはやMacもマイナーなものとは言えなくなり、攻撃のターゲットになる危険性も以前と比較して高まってきている。しかもMacで動いているOS XはUNIXである ((cf: The Open Brand – Register of Certified Products )) ため、GNU/LinuxシステムやBSD系、他の商用UNIXなどをターゲットとしているマルウェアにも影響を受けるかもしれないという問題点がある。
従って、今後はMac匂いても、セキュリティー対策をしっかりと行っていく必要がある。具体的には、ウィルス対策ソフトがインストールされていて、なおかつ動いているかどうか、ファイヤーウォールやストレージの暗号化を行っているかどうか、などの対策が必要となる。
今後、Macもセキュリティーの脅威によりさらされていくことになるため、しっかりとセキュリティー対策は行うようにしよう。
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