WindowsでSwiftが使えるようになる日はまだ遠そうだ

注意: この記事は1年以上前に掲載されたものです。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

SwiftがWindowsで使えるようになる日は来るのかなどの記事でもWindowsにおけるSwiftの移植の可能性やあり方などについて色々書いていたが、そこから半年以上経過したが、少なくともWindowsでSwiftが使えるようになる日はまだ遠いようだ。個人的にはそれなりに期待しているのだが、それが現実のものとなるにはまだ色々と課題が残っていることもあるからである。

まず、WinObjCの問題がある。これはiOS向けに書かれたアプリをWindows向けに走らせるようにするためのバインディングフレームワークだが、現在でも開発が続けられているという状況であり、まだ未完成という状況にあり、完成にはまだまだ時間がかかることが想定される。少なくとも、ver.0.2と呼べるものが登場するまではまだまだ時間がかかりそうな状態にあるようである。これは、Swiftを使う上でも重要となりうるフレームワークとなるため、早い段階での完成が待たれる。

次に、Swift.orgでも、現状ではコンパイラーの対応が進んでいるのはmacOSはいうまでもなく、試験用途であればubuntuがサポートされているという状況であり、Windowsに対する言及はない。こちらも現時点ではmacOS専用のコンパイラーという状況から抜け切れていない状況にあるようである。

とはいえ、Swiftのプログラミングを試すという意味では、すでに環境は整いつつあるというのも事実である。paiza.ioIBM Swift Sandboxがすでに出ており、気軽に学習するという目的であれば準備が進んでいるというのも事実である。

これらから、Swiftを取り巻く環境では、学習用という意味ではウェブ上での動作環境サービスが整いつつあり、初心者でも学習を行えるような配慮がなされるようになっている一方、本番での使用ではmacOS専用という状況が続いており、対象プラットフォームもmacOS, iOS, watchOS, tvOSに限られているという状況となっている。

現時点ではSwiftのオープンソース化による影響は限定的だが、これが他プラットフォームでも実用に耐えられるだけのレベルに達した時、プログラミングをめぐる環境は大きく変わるかもしれない。

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