サーバー系Linuxで最近はXFSがメインになりつつある?

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最近、サーバー系のLinuxではXFSが主流のファイルシステムへとなりつつあるのだろうか。というのも、RedHat Enterprise Linux 7やFedora Server 22のデフォルトのファイルシステムとして採用されたり、近年のopenSUSEの/homeパーティションを割り当てた時のデフォルトのファイルシステムとして採用されたりするといった動きがあったからである。

XFSはもともとはシリコングラフィックス社が提供していた商用UNIXであるIRIX向けに作られたファイルシステムであり、IRIX 5.3で初めて導入されたファイルシステムである。当初はIRIX専用だったが、2000年にGPLで公開したことにより、Linuxへの移植が始まったという経緯がある。

XFSは高性能のファイルシステムだったこともあり、現在でも開発が続けられているとのこともあってか、ext4やBtrfsと並んでLinuxにおけるファイルシステムの有力候補の一つになっている模様である。

もっとも、XFSはその経緯からか、比較的豊富なシステムリソースを必要とするため、あまりリッチでない環境で使うには少々心もとない部分があるようである。それを考えると、Btrfsやext4なども使い分けるのが良いのかもしれない。

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