軽すぎるのはちょっと・・・

注意: この記事は1年以上前に掲載されたものです。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

日本の常識は世界の非常識!? 軽いだけのノートPCが海外で売れない理由』(ITmedia)の記事を読んでいて、やはりPCやスマートフォンを含めた携帯電話などにおいて、いたずらに軽いというのは却って嫌われるといったことなのだろう。そういう意味では質感・耐久性が十分求められるというのを考えると、ある程度の重さは必要と言えるのかもしれない。

さて、今日のようにタブレット、あるいはMacBookやUltrabookといった、薄型・軽量のPCが出回る前は、仕様にもよるが、ノートPCでも3〜4kgもするものが中心だったり、携帯電話でも今日のように100〜150g、スマートフォンで100〜200gのものに収まる以前のものでは、500g前後もするものもあった時代だった。さらにそれ以前ではもっと重量もあっただろう。その時代においては、持ち運びを考慮しているとはとてもいいがたいものであった。その時代と今日では、持ち運びの要件は必要十分は満たしており、ノートPCで1〜2kgであれば、持ち運びにはそれほど問題になることはなさそうに考えられる。

これらを考えた時、個人的にはすでに軽さを求める時代は終わったものと考えている。それよりも同じ重さの中で耐久性や質感といったところに力を入れるのが必要であろう。

タイトルとURLをコピーしました