e-Taxで住基カードを使っている方は電子証明書の有効期限に要注意

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もし住民基本台帳カード(住基カード)を使ってe-Taxを行うのであれば、公的個人認証サービス(JPKI)の電子証明書の有効期限に気をつけたい。というのは、住基カードの有効期限とe-Taxで必要となる電子証明書の有効期限は異なるからである。当然のことながら、電子証明書の有効期限は住基カードよりも短い ((住基カードの有効期限は発行から10年、JPKIの電子証明書の有効期限は発行から3年、したがって、住基カードによる電子証明書は2018年で終了する見通しとなる)) ので、混同しないようにしたい。

もし今回の確定申告までに電子証明書の有効期限が残っているのであれば、有効期限のうちに確定申告を済ませて、有効期限後の確定申告の際に個人番号カードに切り替える必要がある。すでに電子証明書の有効期限が切れてしまった場合は、マイナンバーカードによる電子証明書へ切り替えて申告、期限まで間に合わない場合は今回の確定申告は郵送または役所で行い、次回からはマイナンバーカードを使うということになる。

というのは、住基カードによる電子証明書の更新はマイナンバー制度開始及びそれによる住基カードの新規発行終了に伴って、2016年以降は行われていないからである。つまり、新しいe-Taxなどで電子証明書を利用したい場合は、マイナンバーカードに切り替える必要があるということになる。

これについては、かなり紛らわしく、かつ気付きにくいため、是非とも気をつけたいところである。

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