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『君は「ゲーム電卓」を知っているか 80年代に彗星のごとく現れて消えたレトロガジェット』(ITmedia)の記事で、ゲーム電卓に関する記事が書かれている。私はゲーム電卓を知らない世代であるため、あの時代は電卓にも色々な遊び心があった時代なんだなという印象である。
当該記事によれば、電卓ゲームは、1980年代の前半に登場した、当時の電卓機能を最大限に生かして、シューティングゲームや占い、囲碁などのゲーム機能を加えたものだという。一時期は電卓機能を省略した、携帯ゲーム機も登場していたともいう。
携帯ゲーム機というと、今日ではNintendo 3DSやPlayStation VITAなどのカラーディスプレイや、カートリッジによるソフトウェアの交換も可能な高機能なものをイメージするが、当時はゲームボーイもまだ登場していない時代ゆえに高機能なものではく、ソフトウェアの交換もできず、液晶においても、限られたものしか表示できないというものだった。
そのハードウェア・ソフトウェア的な制約の中で、いかにして面白いデームを作るための工夫を重ねていたのかを考えると、興味深いものである。
今日では遊び心の入った電卓はほとんど見られないが、時代の流れの上で、こういったものがあったというのは覚えておきたい。
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