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プログラミングにおいて、順次・分岐・反復という3つの処理が基本となる。この3つの処理を組み合わせることによって、複雑なプログラムを作り上げることができるようになる。ここでは、3つの基本処理について説明してみたい。
3つの基本処理
順次
まず順次。これはプログラムは上から下に向かって順番に処理が実行されるということである。例えば、「お茶を淹れる」という処理を大雑把に分解した場合、以下のようになる。
茶葉を急須に入れる
湯を急須に入れる
数分間待つ
急須から湯呑み茶碗に茶を淹れる
上記のように上から下に向かって順番に行われる、一連の動作が「順次」である。
分岐
分岐は、ある条件に当てはまっているかどうかを判定して、条件を満たして入れば処理A、そうでなければ処理Bを実行するというものである。
例えば、以下のようなものが挙げられる。
もし雨が降っているなら
傘をさす
をする
条件を満たさないときも書く場合は以下のようになる。
もし雨が降っているなら
傘をさす
そうでなければ
傘をすぼめる
をする
反復
反復は、条件を満たす間は処理を繰り返すということである。これには、条件の場合、回数の場合、ずっと(中止するということを行うまで)繰り返すと言うパターンがある。
仕事が終わるまで
仕事をする
を繰り返す
1〜10まで
その数字を言う
を繰り返す
ずっと
時計の針を動かす
を繰り返す
最後に
今回はプログラムの基本処理である順次・分岐・反復を説明した。これはどのプログラミング言語においても基本となる処理にして、実際の生活の上でも実はよく使われているものでもある。
なお、今回は自然言語に近いもので表現したが、プログラミング言語ではそれぞれ固有の文法に従って書かれる。
実際のプログラミングにおいても、処理がかなり複雑になっているとはいえ、基本的にはこの3つの基本処理に従って処理を書くことになる。
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