最近では、ノートPCの性能に遜色ない性能を誇るタブレットが登場することも珍しくなくなっている。特に2017年モデルのiPad Proにおいてはその性能は一般的なノートPCを超えてしまうと言われるほどである。それを考えると、タブレットがノートPCを淘汰してしまう日は来るのだろうか?
これはあくまで個人的な見解ではあるのだが、職種、あるいは仕事の仕方によってある程度差が出ると考えている。
例えば、外回りを中心に営業の仕事においてはタブレットがノートPCを淘汰する日は来るだろうと考えている。というよりもすでに淘汰が始まりつつあると言えるのかもしれない。営業においては、取り回しや軽量性が求められるということ、近年においては主要なオフィスツールがタブレットで利用可能になっているということと、タブレット用のハードウェアキーボードも充実してきたと言った事情から、多くの場合において、ノートPCが不要になりつつあるということが挙げられる。
一方で、依然としてノートPCが必要となる場面が少なくないのも事実である。特に開発者では、開発ツールを使う必要があり、これらは基本的にタブレットのOS向けには提供されることがない。ここまで極端ではないにしても、文字入力が多い人であれば、キーボードを使うことが多く、その場合は構造上の関係から、タブレットよりもノートPCの方が安定していてタイピングができるというのも考えられる。
結局のところ、ノートPCからタブレットに移行するかどうかは、その人の仕事の内容やワークスタイルによって結構差が出てしまうようである。おそらく私は当面の間はノートPCを使い続けるのだろうかなと考えているが。
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