2015年7月にリリースされ、2017年6月時点ではStarCounterによるデータで世界全体ではWindows 7に次ぎ、日本においてはWindows 7を抜いているWindows 10だが、最近随分とエディションが増えているように見える。
現在、Windows 10では以下のエディションが出ている。
- Home
- Pro
- Enterprise
- Enterprise LTSB
- Education
- Pro Education
- S
他にも、Mobile/IoTでもいくつかのエディションがある。なお、一般ユーザーにおいては、触れる可能性が高いのはHome及びPro、たまにSだろうか。それ以外は企業や教育機関が中心になりそうだ。Windows SはMicrosoft Store経由でインストールしたアプリのみの機能限定版で、Proへのアップグレードが可能である。
一方で、Windows 7では以下のエディションがあった。
- Starter
- Home Basic
- Home Premium
- Professional
- Enterprise
- Ultimate
こちらについては、Starterはネットブック向けの機能限定版、Home Basicは新興国向け、Enterpriseはボリュームライセンス専用である。
なお、VistaにおいてはProfessionalがBusinessになっていて、Home Premiumにある機能の一部がBusinessには含まれていないなどBusinessがHome Premiumの上位になっていない ((Windows 7ではProfessionalはHome Premiumの上位に位置づけられていた)) 、Starterが新興国向けの機能限定版、Home Basicが一般向けの最下位エディションという違いがあった。
最近のWindowsは結構エディションがたくさん出ているようで、Vistaや7では混乱しがちなところがあったが、10については一般利用についてはそこまで多くないようでそこまでは混乱することはなさそうだ。
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