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2017年9月19日(米国時間、日本時間では20日)に、iOS 11がリリースされる。このバージョンでは、これまでのiOSシリーズとは大きく異なる変更点があるので、この点に注意喚起をしたい。
まず、iOS 11ではiPhone 5sおよびそれ以降の端末でしかアップグレードできない。iPhone 5(5c含む)やそれ以前の端末を使い続けているユーザーは、iOS 10が最終バージョンとなる。これは、OS自体が64ビット専用になることによるものである。
また、32ビットアプリも一切使えなくなる。2015年6月1日以降にリリース/更新されたアプリについては64ビット対応が行われているが、それ以前に更新されたアプリでは利用不可能になる可能性がある。これは、32ビットアプリを動作させるためのランタイムが取り払われたことによるものである。
iOS 11では、32ビット専用アプリが確実に使えなくなるという変更がなされているので、アップグレードする前には一旦確認しなければならない。32ビット専用アプリの確認は「設定」アプリを起動し、「一般」>「情報」>「App」より確認可能である。その上で代替アプリに乗り換えるか、不要なら削除しよう。
これらを確認して、iOS 11を迎えよう。
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