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Swiftでは変数や定数、関数やメソッドなどを宣言あるいは定義する際に、非ASCII文字も使用することができる。例えば、ひらがなやカタカナ、漢字、絵文字などを使うことができる。しかしながら、これはあまり望ましいことではないと言えるだろう。
Swiftでは、以下のコードをビルドして実行することができる。
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func 関数() { print("「関数()」がコールされた") } 関数() let 定数 = 1 print(定数) |
上記のコードでは関数名と定数名に漢字を用いているコードで、多くのプログラミング言語では変数名のルールでコンパイルエラーが発生するが、Swiftにおいては問題なくコンパイルし、なおかつ実行することもできる。
これによって、これまでアルファベットだけでプログラミングを行なっていたのを、一部日本語で行えるようになったと言えるが、個人的には依然として変数名等にはASCII文字を使うことが望ましいと考えている。というのは、他の言語では非ASCII文字を変数名や関数名として扱えるとは限らない(C言語やObjective-Cなどでは使えない)からである。
Swiftにおける非ASCII文字を変数名等に使えるという機能は、ある面では魅力的とは言えるのかもしれないが、実際にはほとんど使うことはないので、覚える必要もなさそうではある。

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