キャッシュレス化がなかなか進まないというが・・・

私は買い物をしたり、食事をしたりするときには主に現金で、財布状況によって電子マネーやクレジットカード/デビットカードを使うことがあるという状態である。最近ではキャッシュレス化が騒がれているが、個人的には日本においてはキャッシュレス化が必要なのかという点では疑問に考えている部分がある。

欧米諸国のみならず、韓国、中国などでもキャッシュレス化が進んでいる一方、日本ではキャッシュレス化が遅れていると言われている。『III.諸外国のキャッシュレス (カード決済) に関する統計』(一般社団法人日本クレジットカード協会)によれば、2014年時点で日本においては民間消費支出に占めるカード決済の割合は17.2%、これはイタリアの15.6%、ドイツの16.0%に次いで低い割合である。

なお、上記のデータで見ていると、日本では意外とクレジットカードは使っているとも言える。というのは、クレジットカード決済のみに着目した場合、日本は15.7%、イタリアは5.4%、ドイツはわずか0.4%という結果になっている。

逆に、ドイツとイタリアではデビットカードが一定の利用者がある一方で、日本ではデビットカードはほとんど使われていない。

さて、なぜ日本ではカード決済の普及がなかなか進まないのだろうか。それには、日本においては現金への信頼性と安心感が高いということと、カード決済の利点に乏しいからではと考えている。

日本の場合、貨幣のデザインの統一性が高く、かつ偽造が難しい部類で、信頼性が高いと言われている。また、日本においてはクレジットカードに対する不信感があることも背景にありそうである。

とはいえ、盗難時の被害やマネーロンダリングなどの問題もあり、金銭管理の面でデメリット出ているのも無視できないという側面もある。これは、逆にいうと、権力による監視にも繋がりかねないという見方があるとも言えなくはない。バランスを取る必要はあるけれど。

国内外でキャッシュレス化が進んでいる中、その思惑もなかなか難しいところではある。

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