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『「iPhone X」の顔認証、150ドルで作った3Dマスクで解除に成功──セキュリティ企業が動画公開』(ITmedia)によれば、ベトナムのセキュリティー企業が、3Dプリンター等を使ってマスクを作成、iPhone Xの顔認証システム「Face ID」の解除に成功したと発表した。
ベトナムのセキュリティー企業Bkavおよび当該記事によれば、アプリで取り込んだ顔データを3Dプリンターで出力、目と口の部分は2Dの画像を貼り付け、鼻の部分をシリコンで継ぎ足したマスクで、Face IDの解除に成功したとのことである。製造コストはおよそ150ドルで、そこまで費用がかかるわけではなさそうだ。
このことにより、Face IDのセキュリティーは万全ではないことが証明されることになったが、知識と技術が求められることもあり、実際の脅威になることは限定的のようにはみられるが、不安は残るところではある。
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