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2017年9月21日(米国時間)にJava 9が登場、Project Jigsawなどが導入されるなど、言語仕様が更新されているが、このJava 9を使っているときは、気をつけなければならないことがいくつかあるようだ。
私がmacOS High Sierra上にJava 9をインストールしてやってみて、経験したものの中では、致命的なものとして1件あった。
一つはNetBeansが使えないということである。Java 9環境下でNetBeans 8.2を使った時、IDEが正常に動作せず、設定画面が開けないほか、IDEの基本機能の多くが動作しないという問題に見舞われた。
結局のところ、Java 9を削除、Java 8に差し戻す必要があった。
なお、Eclipse Oxygenについては致命的な問題は起こってハイなさそうではある。
これとは別に、やや致命的ではないものの、Eclipseに既存のGradleプロジェクトをインポートに失敗するという問題があった。
これについては、Gradleラッパーで指定しているバージョンが3.5の時に発生しているが、4.4.1に引き上げることでインポートできるようになった。
開発においてはいろいろ落とし穴があり、面倒なことはあるものの、しっかりと状況や対処法などを分析して気をつけたいところではある。
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