E235系の他路線展開はあり得るか

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JR東日本の山手線で導入されているE235系は、登場当初に制御系システムの瑕疵で散々なスタートであったものの、その後の改修とテストを経てからは大きな問題は起こっていないようである。このE235系はいずれ、他路線展開が始まるのだろうか?

E235系は、2000年に登場したE231系、2006年に登場したE233系の後継に当たるJR東日本の一般型電車の系列で、2015年11月30日に山手線で営業運転が開始されるも、早々にトラブル多発で中止、2016年3月7日に営業運転が再開された。

この系列ではE233系までのTIMSと呼ばれる情報管理装置が、大幅に拡張されたINTEROSに置き換えられたほか、宙吊りこそ残されたものの、デジタルサイネージが設置されるといった、いくつかの大きな変更がなされている。

2015年11月30日の営業運転開始時に多発したトラブルは、INTEROSにあった瑕疵によるものと言われ、その修正により問題なく動作するようになったことにより、現在では問題なく動いているという。

さて、2018年1月27日時点では山手線のみでの運用であるが、今後、他路線への展開があるのだろうか?

一部では横須賀・総武快速線で導入されるのではという声がある。横須賀・総武線では湘南新宿ラインからの直通以外では1994年に登場したE217系が運用されており、新車両導入のタイミングとして十分に考えられるとされているからだろうか。中央・総武緩行線では山手線から転出されたE231系500番台があるため、やや可能性は低くなるだろうか。

E235系の他路線展開が始まるのかどうかは今後次第ということだろうか。

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