デスクトップ型のMacとしては、今日においては廉価版のMac mini、一体型デスクトップのiMac、そのプロフェッショナル向けのiMac Pro、そして、非一体型のプロフェッショナル向けのMac Proがある。最近iMac Proが鳴り物入りで登場した一方で、Mac MiniとMac Proは最後のアップデートからかなり期間が経っている。
Mac Proは、プロフェッショナル向けの非一体型デスクトップMacで、元々はPowerPC世代のPower Mac G5の後継に当たる。登場当初は、その筐体デザインは外観上ではPower Mac G5とかなり似ている形になっていた。筐体サイズはフルタワー型とかなり大型だが拡張性・メンテナンス性に優れるものだった。
2013年に現在のいわゆる「ゴミ箱」と揶揄される黒い円筒形のデザインとなり、エアフローなどがかなり考慮されつつも筐体サイズは大幅に小型化したが、拡張性やメンテナンス性はかなり低下したこともあり、ユーザー離れの原因となったと指摘されることもある。
次期モデルのMac Proでは、筐体が変更され、「モジュール式」あるいは「モジュラー式」として、パーツを容易に交換できるような形式になるといわれている。これによって、現行モデルへの筐体変更で失われた支持を取り戻そうとしているのだろうか。なお、モジュール式への転換となると、筐体サイズの大型化は不可避だが、用途を考えるとこれによる弊害は考えづらい。
まだ情報が少ない状況にあるMac Proだが、そろそろ登場するのだろうか。
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