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皆さんは、8020運動をご存知だろうか?これは、「満80歳で20本以上の自分の歯を残そう」という運動で、健康的な生活を送るためにかなり重要になると言われている。
この運動が展開された背景には、ほんの最近まで、日本において、歯へ対する意識が低かったこともあり、多くの人が年齢を重ねると多くの歯を失ってしまうという状況であったが、近年では意識の変化が進んでいるからか、かなりの改善がなされている。厚生労働省の「平成28年歯科疾患実態調査」では、80歳で20本以上の歯が残っている人の割合が平成5年(1993年)ではわずか10%前後だったのに対し、平成28年(2016年)では51.2%に達している。
しかしながら、これでもまだ十分とはいえない状況である。例えば、日本では依然として定期的に歯科に行って検診およびメンテナンスを受ける人が少ないことが指摘されている ((『他の先進諸国と比較して歯のメンテナンスの受診率が著しく低い日本 』- ライオンプラントセンター)) こともあり、まだその取り組みは発展途上であると言える。
しっかりと歯磨きなどをして自身で歯のメンテナンスをしっかりとするのは絶対条件である。しかしながら、それでも不十分であり、定期的に歯科に行ってメンテナンスを受けることで、虫歯や歯周病の予防をしっかり行っていきたい。自身の歯は一生モノなので、是非とも大切にしていきたい。
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