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最近、本ブログでは一部の漢字にルビを振るようにしている。たとえば、『2022年10月時点のGNU/Linuxディストリビューション関連』という項目では「紆余曲折」や「同梱」という単語で検索するとルビが振られていることを確認することができる。ここでは、WordPressを使っているときにルビを振りたいときにはどうすればよいのかについて簡単に説明をおこなってみたい。
そもそもルビとは?
ルビとは、文章において漢字の振り仮名に使ったり単語の別の説明、あるいは別の読み方などを説明する際に使われる小さな文字のことを指しており、語源としては明治時代に日本で活字印刷が盛んになった時代に本文に用いる10.5ポイント相当の5号活字に対して、振り仮名では5.25ポイント相当の7号活字が使われていて、イギリスから輸入されたおおよそ同サイズの5.5ポイント活字が「ruby」と呼ばれていたことから、7号活字のことも「ルビ活字」と慣習的に呼ばれるようになり、そこから派生してルビ活字で作られた文字も「ルビ」と呼ばれることになったことに由来するといわれている。
WordPressでルビを振るには
WordPressでルビを振る場合は、大きく分けて以下のいずれかの方法でルビを振ることができる。
ブロックエディタを使う場合
ブロックエディタを使う場合は、以下の方法でルビを振ることができる。
- ルビを振りたい文字列をカーソルで選択する。
- メニューバーの「さらにブロックツールを表示」(「∨」のアイコンで表示されている)を選択
- 「ふりがな(ルビ)」を選択
- 「ふりがな(ルビ)を入力してください」のダイアログが表示されたら、任意の文字列を入力
- 「OK」ボタンを押す
- ルビが振られる
参考動画
HTMLで書く場合
HTMLで書く場合は、以下のようなHTMLタグで記載する。
<ruby> 温故知新 <rt>おんこちしん</rt> </ruby>