いつの間にか自分が身につける腕時計は機械式メインになった

私は機械式腕時計を使い始めてからもう10年近く経過していて、腕時計を買うときはおおよそ機械式のものを買っている。かつてはクォーツ式の安物の腕時計を使っていたときもあたが、しばしば買い換えていて、長く使い続けることを意識するようになったのが機械式の腕時計に切り替えてからであった。

私の場合は元々は腕時計にはあまりこだわらないタイプで、安物のデジタルやアナログの腕時計、時にはカシオのG-SHOCKの安価なモデルを使うことが多かった。社会人になってからも1万円未満で買えるような安価な腕時計を使うことがメインだった。

一つの転機になったのが、社会的入院になって数年経過してからで、時たま機械式の腕時計に関心を持ったのか、ふと目に入ったシチズンの(形式は忘れてしまったが、機械式としては安価な)腕時計を見つけたのがきっかけで、機械式の腕時計を身につけるようになり、いつしか最初のメインとなった機械式腕時計となった。

その後、不慮の事故がきっかけで壊れてしまい、やむなく新しい腕時計を購入することになった。そのときに購入したのが、フルボデザインの黒いスケルトンの腕時計とセイコーの白いオープンハートの腕時計を購入、こちらはどちらかというとセイコーの方を中心に使いつつ、フルボデザインの方もときたま使っているというのが長らく続いていた。

その後、オリエントスターのRK-AV0003Sを購入してからは、これを中心に使うようになってきた。途中、セイコーの腕時計が故障して修理に出した後、戻ってきてからは3本を使い分けている様な状態である。

元々、RK-AV0003Sを購入するまではどちらかというとRK-AT0203LRK-AT0201Gを候補に入れていたのだが、実際の店舗に赴いてみると、イメージしていたよりもRK-AV0003Sのデザインに惹かれたことで、当初よりも高い買い物になったものの、自分としてはかなり気に入った時計で、よく使っている。

個人的にはこれまでに購入した腕時計と比較しても、ケースのサイズがコンパクトにまとまっていて、重さも感じさせず、ローマ数字のインデックスと丸みを帯びたデザインでクラシックさを感じつつもシンプルで上品でおしゃれなデザイン、さらにはパワーリザーブでどの程度動くのかを目安で分かる便利さを兼ね備えたものであると感じている。

今の時代ではすでに時計としての機能を考えるならクォーツ式や電波式の方が性能面では優れており、そもそも時間を見るだけなら時計を買わなくてもスマートフォンさえあればよいという状態になっている。その上でわざわざ腕時計を、それも機械式の腕時計を使うというのは、気軽に時間を調べるということの他にも、自分なりの趣味の側面が大きいものと考えている。最近は腕時計をする機会も減ったが、時には腕時計と共に外出をするのも一つの楽しみとしていきたい。

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