GitHubでアプリやライブラリーのプロジェクトを扱っているとき、非常に便利になるCI/CDツールがある。それがGitHub Actionsである。GitHub Actionsでは外部のCI/CDツールとは違い、GitHubの一機能として気軽に使うことができる利便性がある。ここでは、GitHub Actionsについて、説明を行っていきたい。
CI/CDツールの中でも、GitHub Actionsは、GitHubが標準として提供しているCI/CDツールで、GitHubを利用していればそのまま利用することができるという大きな利点がある。この中で、GitHub Actionsは大きく以下の特徴を持っている。
- GitHubに組み込まれていて、設定が簡単
- CI/CDツールの中では低コスト
- 簡単にビルドワークフローを記載できる
まず、GitHubに組み込まれている点は極めて大きく、GitHubのリポジトリを持っている状態であれば、特段の設定不要にすぐにそのリポジトリに対してGitHub Actionsのワークフローの設定を行うことができる。外部のCI/CDツールとは違い、特段の設定をせずとも、すぐに使うことができる点は気軽に使える点で非常に便利である。
次にCI/CDツールの中では低コストで、オープンソースのアプリやライブラリで一般的なパブリックリポジトリであれば常に無償で利用することができる。プライベートのリポジトリでも一定枠までは無償で、以降は従量課金で利用可能である。
また、ワークフローはYaml形式で書くことができ、使用する環境や処理の流れを簡単に書くことができる。GitHub公式やサードパーティのActionを使うことで高度な処理を簡潔に書くこともできる場合が多い。
これらの特徴を持っていることで、GitHubをつかっている場合は、気軽にGitHub Actionsを使うことができる利点がある。もしGitHubのリポジトリを持っている方は、是非ともGitHub Actionsをつかってみてはいかがだろうか?
ウェブマスター。本ブログでITを中心にいろいろな情報や意見などを提供しています。主にスマートフォン向けアプリやウェブアプリの開発に携わっています。
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