Parallelsで簡単インストールできるOS群

私はApple Silicon Mac上でWindowsを動かすときはParallels Desktop(Amazonへのリンク)を使っているのだが、Parallels DesktopではWindows以外にもmacOSやGNU/Linuxシステムを動作させることができる。ここではParallels Desktopで簡単にインストールできるOS群をリストアップしてみたい。なお、私の環境はApple Silicon Macのため、Apple Silicon Mac版で利用可能なものを挙げる。

Windows 11

Windows 11はParallels Desktopで簡単にインストールできるOSである。Mac上でWindows 11を走らせる場合、ハードウェアの問題から直接Windowsをインストールして動作させることはできず、仮想環境が必須になる。

その中で、Parallels DesktopはMac上でWindowsを動かすことを前提に開発が進められていることで、VMWare FusionやUTMなどと比較してもパフォーマンスで大きく優位性を見せているといえるため、実質的にはMac上でWindowsを使うなら必須といってもいいレベルとなっている。

注意点としては、あくまでParallels DesktopでWindowsを簡単にインストールしてくれるというだけなので、初期設定、特にアクティベーションを行う際はWindows 11のライセンスを持っているか購入する必要がある。

macOS

Parallels Desktopは仮想マシンにmacOSをインストールすることもできる。これはホストOSとは別にゲストOS上のMacを走らせたい時に使うことができる。macOS自体はMacハードウェア上で動いていることを前提にしているものの、仮想環境にインストールすることが可能である。これによってソフトウェア開発等でホスト環境への影響を防ぐような運用が可能になる。

GNU/Linuxシステム

Parallels Desktopは仮想環境であるため、GNU/Linuxシステムをインストールして利用可能である。ここではその中でも簡単にインストールできるディストリビューションは以下の通りである。

  • Ubuntu
  • Fedora
  • Debian GNU/Linux
  • Kali Kinux

Ubuntu, Fedora, Debian GNU/LinuxはGNU/Linuxディストリビューションを選ぶ — 2025年編(1)で触れているので割愛する。

Kali Linuxはセキュリティーテスト用に特化したDebian GNU/Linux派生のディストリビューションで、ペネトレーションテスト用のツールが多数インストールされている。基本的にセキュリティー分野を中心とした開発・研究・試験用途で使われるディストリビューションで、実用目的ではない。

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